1984-07-16 第101回国会 参議院 本会議 第23号
まず第一は、今回の健保改正法案は政略の道具にされているのではないかという御質問でございますが、そういうことは全くございません。医療制度の改革及び行政改革の一環として、まじめに真剣に本案の御審議を願っておる次第でございます。
まず第一は、今回の健保改正法案は政略の道具にされているのではないかという御質問でございますが、そういうことは全くございません。医療制度の改革及び行政改革の一環として、まじめに真剣に本案の御審議を願っておる次第でございます。
○浜本万三君 大臣そうお答えになりましたけれども、最初の概算要求のときの実と、それから、天下の公党が検討をするという発言をいたしましてその後の健保改正法案というものは、内容的にほとんど変わっていないんですよ、実際ね。
しかるに、今回の健保改正法案は、本人と家族の医療給付の統一という方向は示されておりますものの、依然として患者の負担増によって財政収支のつじつまだけを合わせようという現状糊塗的な改正に終始しているところに私どもは大きな不満を持つものであります。それがまた本法案が長期間にわたり廃案、継続の憂き目に遭ってきた最大の理由であったと言っても過言ではないと存じます。
○米沢小委員 審議会の答申が出るのもこの制度をつくる大前提ですが、そのほかにたとえばいろいろなところで、今度の健保法改正案が通らない限り老人保健医療については余り言及できないというような答えが厚生筋から出ておるわけですが、この老人保健医療、いまから審議会に答申をしてもらうために審議をしてもらうというその作業と同時に、現在の健保改正法案と老人保健医療制度との関連性をどういうふうに認識されておるのか、局長
まず、政府管掌健康保険でございますが、現在国会に御提案申し上げております健保改正法案の内容に従いまして予算を計上しているところでございます。 また、三十ページの下の方にございます国民健康保険助成費でございますが、総額で二兆一千二百三十一億七百万円を計上しております。
二十九ページは医療保険制度でございまして、まず、政府管掌健康保険でございますが、これにつきましては現在御審議をお願いしております健保改正法案の内容に従いまして予算を計上しております。 三十ページの下の方に国民健康保険助成費がございますが、総額で二兆一千二百三十一億七百万円を計上しております。
○野呂国務大臣 薬剤問題につきましては、健保改正法案におきまして医療費の二割を患者負担にするということに取り上げておりますことは、これはどうしても取りやめることはできないというふうに考えておるわけでございます。 〔渡辺(美)委員長代理退席、委員長着席〕
しかるに、今回の健保改正法案は、依然として、患者の負担増によって財政収支のつじつまだけを合わせようという現状糊塗的な改正に終始しているところに、私どもは大きな不満を持つものであります。
第二は、前国会、衆議院で修正された健保改正法案と今回提出された案との問題でございますが、今回は懸案の給付面の改善に踏み切ることとともに、国庫補助率の一〇%への引き上げをはじめ、特別保険料につきましては低所得者に対する免除措置を講じているほか、保険料率の調整規定につきましても、その手続をより慎重なものに改めるなど、昨年提出案についての衆議院における御審議の経過を十分検討いたしました上で、改正案の策定を
○山下(徳)委員 第六十五国会から懸案となっておりますところの健康保険法案が今国会に再度上程されまして、私がその質疑の第一陣を承るわけでありますが、まず最初にお伺いしたいことは、今回の健保改正法案の提出に先立って、ことしの二月に医療費の一三・七%の引き上げが行なわれたわけであります。
しかし、今度法律上の制度にしてまでも残しましょうということで、与野党の方々が政府提案の日雇健保改正法案の修正まで実はなさいました。
特に、去る十六日の委員会においては、たとえば、患者の薬剤費負担は今年度は十五億円であるに過ぎないのだから政府の健保財政の赤字に対する財政的措置の方法があればその実施を延期すべきではないか、との小柳委員の質問に対して、佐藤総理は、今回の健保改正法案は単なる赤字対策というだけではなく、将来の抜本対策のために、また、保険主義のたてまえから、健保の被保険者並びに事業主の負担増を求め、かつ、治療を受ける患者を
(拍手) 政府の失政を国民大衆にしわ寄せをする健保改正法案だけを取り上げ、政治資金規正法改正案を再提案しないのは、全く筋が通らないだけではなく、国民の期待にこたえる為政者の姿ではない。
本日は、健保改正法案につきまして、基本的な問題を伺うのでありますが、健保改正案と申しましても憲法改正案ではないのでありまして、これは失言等の御心配もございませんから、おおらかに、一つ遠慮のない質疑をいたしたいと思うのであります。